熊谷市内の公園にある桜を守る

2020/12/16(水)14時台に出演したのは、熊谷市役所都市整備部公園緑地課の徳田さん、馬場さんです。公園緑地課は、私たちの身近な公園にある樹木、遊具やトイレ等の設備を維持管理しています。

熊谷市内の公園は400以上あり、その内、100公園以上に1,600本を超える桜の木が植えられています。これらの桜の木を、外来生物クビアカツヤカミキリから守っているのが、徳田さん、馬場さん達なんです。

左が徳田さん、右が馬場さん

外来生物クビアカツヤカミキリの幼虫が桜の幹を食い荒らすので、桜の木が枯れてしまいます。今年度は11公園17本の被害が確認されていて、平成30年からの累計では38公園で68本の被害があります。

被害の出た木には、樹幹注入剤(薬剤)を注射器のような器具で幹に注入しています。この薬剤を注入した樹木を幼虫が食べることで、駆除する効果が期待できます。現在、その効果を検証しているところです。

熊谷市の桜を守るために、私たち市民が協力できることがあります。クビアカツヤカミキリや、幼虫の糞(フラス)を発見したら、市役所に連絡しましょう。連絡先など詳しいことはこちら