第52回「タウンタウン熊谷とさきたま新聞」9月29日(月)12:00~

9月29日(月)12:00~12:54 梅林堂提供「やわらか熊谷~僕らがつなぐ物語~」

第52回「タウンタウン熊谷とさきたま新聞」が放送されました。

ゲストは熊谷事典 小川美穂子さんでした。

さすがは小川さん!つぎからつぎから熊谷ネタ そして思いをきくことができました。

リクエスト曲 吉田拓郎の「落陽」荒井由実の「ひこうき雲」じっくり聞きました。

小川さんは自身をライターと紹介し、書くことが好きで、親と熊谷という町、そしてタウン誌によって育てられたと語りました。

現在は「さきたま新聞」というブログを運営しており、日々の出来事や熊谷の様子を精力的に更新しています。

関根氏は小川さんのブログ更新のスピードと内容の多様性に驚いていました。

小川さんは「タウンタウン熊谷」というタウン誌について語り、これは元々朝日新聞の販売店が新聞部数を伸ばすために始めたものだと説明しました。

タウン誌では「ママさん記者」として活動し、子育てをしながら取材活動を行っていました。

1991年頃から関わり始め、熊谷のラグビーや地域の人物、イベントなどを取材していました。

特に印象的だったのは「熊谷の100人」という企画で、地域の著名人や活躍している人々を紹介するものでした。

関根氏はこの企画に載ることが夢だったと語っています。

2006年頃からは「さきたま新聞」を始め、自ら印刷して配達もしていました。

最盛期には700〜800部ほど発行し、会いたい人や行きたいお店には直接持って行くという「新聞配達おばさん」として活動していました。

また、熊谷の歴史的な出来事として「直実800年祭」についても語られ、これは熊谷直実が亡くなってから800年を記念したイベントでした。

小川さんはこの時期に「直実慕情」という本の制作にも関わりました。

さらに、2011年の東日本大震災後には、気仙沼への復興支援活動として「熊谷ざくら」という取り組みが始まり、歌舞伎公演や桜の植樹などを行いました。

小川さんは「熊谷は民の力」という言葉を引用し、市民の力で様々な活動が行われてきたことを強調しています。

放送の最後には、小川さんが熊谷に対する思いを語り、障害のある人も含めて誰もが暮らしやすい街づくりの重要性や、世代を超えて繋がっていくことの大切さを訴えました。

スタッフ

関根 達郎
関根 達郎
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