まさにラグビー劇場!!な最終戦、そして国立への道
NTTジャパンラグビー2025-26 第18節 2026年5月9日
埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 東芝ブレイブルーパス東京戦 熊谷ラグビー場 14:30K.O.
いよいよ長いシーズンも最終節5月9日(土)熊谷ラグビー場に多くのラグビーファンが集まった!
20,000人プロジェクトの名のもとに19,244人の動員を記録した。
残念ながら目標達成には至らなかったが数年ぶりに観客がひしめく素晴らしい風景を見た。
試合後にピッチの片隅で取材を受けていたワイルドナイツ(以下「WK」)の「集客・社会福祉担当」でプロジェクトの担当者でもある杉田秀之さんにお会いでき、開口一番「いやぁもう少しできたね、また来年へのチャレンジかな?」の言葉に一段落と合わせて本当に疲れた顔を見せた。
また来年熊谷ラグビー場が2万人以上のファンで埋め尽くされることに期待したい。
そしてまた杉田氏のチャレンジを応援したい。
この日はセレモニーが本当に多いラグビー劇場といえる1日だった。
まず、スタメン発表で出場が決まりWK山沢拓也選手のリーグ公式キャップとして100キャップ達成を遂げた。
デビューはジャパンラグビートップリーグ2016-17 開幕戦2016年8月26日(金)vsヤマハ発動機ジュビロ戦の先発が初キャップとなり、後半12分までの52分間の出場だった。
当時、筑波大学4年生の山沢拓也は史上初の大学生トップリーガーとなった。

そして今季ユニフォームを脱ぐ、FW布巻竣介選手の引退セレモニーも行われた、布巻選手は現在コーチを目指しての活動に入っており、「選手に寄り添えるコーチになりたい」と新たな目標を語っている。
布巻竣介選手のデビューは、2015年11月13日vs サントリーサンゴリアス戦の途中出場が公式戦デビューワイルドナイツとしては63キャップ、スーバーラグビーのサンウルブズでは11キャップ、日本代表では7キャップを持っている。
会見にて「まだチャンスはあるので、最後まで頑張りたい。」と語る布巻選手の64キャップ目のユニフォームを国立で期待したい。

試合開始前には。元日本代表監督 宮地克実氏の追悼セレモニーが行われた、日本ラグビー会にとって多大な貢献を残した宮地氏へ心より追悼の意とご冥福をお祈り申し上げます。

試合は、第1節を思い出すようなWKファンには最高の試合結果となった
WKは風下の不利な条件からのK.O.だったが、開始早々20秒でのWK CTB長田智希のノーホイッスルトライから始まった。
その後も流れはWKペース、長田のトライに続き、14分WTB竹山晃輝、21分SO山沢拓也、40分再びWTB竹山晃輝と、SO山沢拓也のコンバージョンキックも4本中3本と前半26-0で折り返した。




前半の内容に関して、試合後の会見でブレイブ・ルーパス(以下「BR」)キャプテンのリーチ・マイケル選手は、「前半、風上を取って自分たちのペースに持ち込みたかったが、スクラム等でミスが目立った」と会見で語っている。
後半は、WK風上の攻撃、目立ったプレーとしては、BRのハイパントが風に押し戻され、北東の風だったためキックがバックスタンド側に流れるキックも多く見られた。
そして試合は前半同様WKペース、6分にWK CTB谷山隼大のトライ、24分WK 途中交代HO 佐藤健次のトライ、今試合2本目素晴らしい100mランを魅せてくれたWK CTB長田智希のトライと、外へ展開する攻撃が得点へ結びつく広くグランドを使ったプレーが目立った。



特に後半24分の佐藤健次選手のトライは素晴らしかった。
SH萩原周の逆をついたパスから生まれた佐藤のトライ!
WKのラインアウトからWK FLベン・ガンターの中央でのラックにBRの選手がラックに集まっている間際に逆を突く萩原のパスをWK LOリアム・ミッチェルと繋いだパスを佐藤健次がディフェンスの隙間を抜けトライ。
会見でWK坂手淳史キャプテンは、「前回の試合(D-rocks戦)よりコミュニケーションはとれた。」と語っている。
また、佐藤選手の隙間を狙った縦への突破は、ゲインも含めてタフなラグビーを魅せてくれる佐藤選手の魅力が止まらない。
試合を振り返った記者会見でBR キャプテン リーチ・マイケル選手は試合を通して、終始思うようにプレーできなかった、広く展開されての失点や、接点(タックル、ラック、モール)において意識して練習してきたが、その点でもWKは上を行っていたと語った。
また長田の100mトライもリーチ・マイケル選手が後を追うシーンも両選手とも諦めない全力のプレーがまさにプロフェッショナルを感じた。
WK自陣のトライライン手前、こぼれ球をインターセプトからの100m独走は最高でした!
結果試合は、42-0と第1節同様完封でBRに勝利した。
そして、5月10日 クボタ・スピアーズ船橋東京ベイvsコベルコ神戸スティーラーズ戦に於いてスティーラーズがスピアーズに勝利したので、ワイルドナイツはリーグ2位でプレーオフトーナメントへの進出となった。
プレーオフ第1戦は、5月31日(日)秩父宮ラグビー場で準決勝2戦目 クボタスピアーズ船橋東京ベイvs 東芝ブレイブ・ルーパス東京の勝者と対戦となる。
ここから先のトーナメント戦新たな挑戦が始まる。
そして、今回を最後にアンバサダーを務めた福岡堅樹さんの退任セレモニーも行われた。
早いもので福岡さんも医学生6年目だそうだ、今年度国家試験の受験を控えているとの事、素晴らしいドクターになっていただきたい。

一年の取材を通して
今シーズンもホスト試合を取材させていただきました。地域の人達にもっとラグビーを観に来てほしい、客席では分からないこと、試合の中でどんなことが行われていたのかを直接ヘッドコーチ、選手から聞きお伝えしたく始めたこの取材、私自身の力量としてはまだまだと感じるシーズンでした。
そして、決して曲げてはいけないラジオを通じて何を伝えることができるのか葛藤の連続でした。
私のできること、まだまだ課題は多いですが、来シーズンも熊谷からワイルドナイツとラグビーの魅力を伝えるべく日々向き合いたいと思う。
今シーズン最後の取材は、6月7日(日)国立競技場でのプレーオフ決勝で終えたい。
国立競技場で会いましょう!!
そして改めまして、レギュラーシーズンを終え、いつも番組を聴いていただいているリスナーの皆さん、ワイルドナイツファンの方々、リーグワン、チーム関係者の皆様にも多大なるご協力をいただき心より感謝を申し上げます。
来期はもっと熊谷とラグビーの魅力を伝えるように頑張りますので、これからもよろしくお願い申し上げます。
FMクマガヤ パーソナリティ 須永公人
■参考資料
リーグワン熊谷ラグビー場最多動員数を記録
19,244人
2023-24シーズン 1月6日のトヨタ戦(14,544人)の記録を抜く動員記録
※参考までに リーグ最多動員数は
2023-24 第10節 トヨタヴェルブリッツvs東京サントリーサンゴリアス戦豊田スタジアム 34,568人
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