週刊フードラボ放送後記 No.122

今回のゲストさんは、熊谷市肥塚にある進化系うどん屋さん「こんこ屋」店主の加賀崎崇幸さんをお迎えしてお届けしました。

加賀崎さんの漢字二文字「無二」

加賀崎さん、正真正銘の破天荒な方でした。

大学卒業後、広告代理店に入社、その後ご自身でプロモーションを専門とする広告代理店を設立、広告業界へのルーツは、加賀崎さんのお父さんが、八木橋さんなどの広告の仕事をされていた事からだそうです。

そして2015年に新規事業として、手打ちうどんこんこ屋を開店。

何故うどん屋さんを新規事業として始めたのかは、企業商品のプロモーションを生業としていて、自らも何かを生み出したいから生まれたのが手打ちうどん、濃厚な豚骨ベースのラーメンを、うどんの様な太い麺でしっかり食べたいから始め、2年の研究期間を経てこんこ屋をオープン。

豚骨ベースの肉汁うどんが誕生したそうです。

看板メニュー こんこ屋の濃厚肉汁うどん

因みに、こんこ屋の名前の由来「こんこ」は方言で「おいで」「来い来い」と言う意味から縁起が良いフレーズにこんこ屋と名付けたそうですよ。

そして何と言っても加賀崎さんの最大の魅力は、麺に向き合う素晴らしい程のオタク性とも言えるでしょう。

その拘りは、粉、打ち方にも滲み出るほど。

こんこ屋の麺の特徴は、うどん業界では珍しいちぢれ麺、歯応えや味の絡み、色への追求は粉へと進み、色味に茶色が映える光沢を生み出す「光悦」という粉も混ぜ縮らせることで、濃厚つゆに良く合ううどんを打っているそうです。

文章を打っている時でもよだれが出る程素晴らしい加賀崎さんの拘り、是非お店で感じていただきたい。

そして、こんこ屋の新たなステージは「まぜうどん」の世界へ進化、来るゴールデンウィークのデビューに向けて準備をされているそうです。

進化系のうどん、まさに一つ一つの拘りは唯一“無二”と言っても過言では無いでしょう。

遠方からのお客様が多いのもその拘りに尽きるだろう。

破天荒で究極なうどんオタクである加賀崎さんが作る“進化系うどん”の代名詞、濃厚肉汁うどん、魚介とんこつうどん是非ご賞味あれ。

うどん消費No1を目指す埼玉県に無くてはならない一店、さあ皆んなでレッツつけ汁!

手打ちうどん こんこ屋

埼玉県熊谷市肥塚1392−8

営業時間

月~木 11:00~15:00

金土日 11:00~15:00

    18:00~22:00

048-598-8829

HP:http://konkoya.com